【新着情報】一次審査会の結果を発表します!

11月12日(火)に実施した一次審査会において、以下の8作品を入選作品として選定しました!

作品名提案者(敬称略)
木々の紡ぎ工藤 悠那、籾山 遥希(豊橋技術科学大学)
時を重ねる大矢 裕太(愛知工業大学)
45mmのゆとりと日々岡田 大輝、金井 春樹、小林 一樹(愛知工業大学)
REUSABLE ROADSIDE STORE高井 香織(名古屋大学)、日野 誠一郎、Paern Joosep(日本福祉大学)
地材地淆松澤 佑亮、湯澤 慎、大谷 安志(愛知工業大学)
樹層の記憶内田 新大、岡山 莉呼、細江 杏里(愛知淑徳大学)
漁網で編む都市と地方のネットワーク山本 純平(名古屋工業大学)
記憶の遊具と共に育む冨田 峻佑、小林 未歩、斎藤 勇志(愛知工業大学)

※一次審査通過者には別途最終審査について連絡します。
※当サイトへの登録順に記載しており、プレゼンテーションの発表順とは異なります。

一次審査会を通過した8作品について、最優秀賞をかけて提案者自身がプレゼンテーションを行う最終審査会を開催します!
当日はどなたでも無料で自由にご観覧いただけますので是非ご来場ください!

[ 最終審査会 概要 ]

日時:12月24日(火)10:20~15:00まで
場所:JPタワー名古屋3階ホール
(JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス内)

○手塚審査委員長による講演を併せて実施します。
○最終審査会終了後に審査委員と学生等による交流会も実施します。
(発表者以外の学生も無料で参加できます)

AICHI WOODY AWARDとは

 森林は二酸化炭素を吸収して成長し、木材製品となった後も炭素として固定し続けることからカーボンニュートラル社会の実現に貢献するほか、木材は人に対し「リラックス効果」や「親しみやすさ」といった特性も持っており、環境配慮の面でも、快適な生活の実現を図る上でも、木材をこれまで以上に生活の中で利用していくことが望まれます。

 愛知県は県土面積の4割を森林が占めており、その6割以上は人が植えて育てた主にスギとヒノキからなる人工林となっています。この人工林の8割以上が建築用材としての利用に適した46年生以上となっており、本格的な利用期を迎えています。

 そこで愛知県では、建築を学んでいる学生の皆さんのアイデアを募集し、新たな木材利用の可能性を広げるため「AICHI WOODY AWARD」を開催します。



AICHI WOODY AWARD 2024 募集要項

木の持つリラックス効果や高い保温効果といった特性を生かし、そこで働く従業員や訪れた人々が木の良さを実感できる、愛知県産のスギ・ヒノキを多用した商業施設やオフィスを提案して下さい。

<設計条件>

  • 純木造で3階建て以下、延べ床面積1,000㎡以下のオフィス又は商業施設(※1)。
  • 設計対象となる建築物の周辺環境は自由に設定可能(オフィス街、住宅街、田園等)とする。
  • 周辺環境の状況に関わらず、防火区域、浸水区域等の法規制は設定しない。
  • できる限り愛知県産の木材(スギ・ヒノキ)の一般流通材(※2)を多用した構造とする。 木材の強度等を踏まえた設計とすることが望ましいが、応募にあたって構造計算は必要としない。

※1 商業施設:カフェ、スーパー、各種店舗等でオフィスも含めたこれらの混成施設も可とします。
※2 一般流通材:主に住宅で使用するサイズの木材で、大量に流通しているため安価で調達しやすい。一般的に柱材であれば幅105mm、120mmの正角材(正方形の材)で長さは3~4m、横架材(梁や桁)は幅105mm、120mmの梁せい(高さ)270mm以内で長さ3~4mのものを指します。横架材については必要に応じてこれらを用いた「重ね梁」「合成梁」「トラス梁」等も検討してください。

2024年6月10日現在、愛知県在住または在学の大学・大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校、高等学校、専門学校に在籍中の学生、またはこれらの学生により構成されたグループ(構成員は3名以内とし、全員が条件を満たすこと)。

1の「応募作品テーマ」に基づき、コンセプトや建築計画・空間構成・木材の有効な使い方について、総合的な観点から審査を行います。

審査は2段階審査方式とし、「5 審査委員会」に記載する審査委員が審査を行います。

 ⑴一次審査

  • 匿名非公開で応募作品を審査し、入選作品を8点選定します。
  • 一次審査結果は、2024年11月中旬に本サイトで公表するとともに、一次審査通過者には、最終審査(二次審査)に向けて別途通知します。

⑵最終審査(二次審査)

  • 会場を公開の上、一次審査通過者によるプレゼンテーションを行います(発表時間8分程度、質疑5分程度)。発表に用いる資料は応募時の提出作品のみとします。
  • 最終審査(二次審査)の審査結果は、当日会場にて発表します。また、後日、審査結果及び講評等を本サイトで公表します。
  • 当日は審査委員長による講演も行います。

審査委員長
 手塚 由比  株式会社 手塚建築研究所 代表
 
審査委員  
 石井 隆司  公益社団法人 愛知建築士会 副会長
 河崎 泰了  株式会社 竹中工務店 木造・木質建築推進本部 本部長付
 久保 久志  株式会社 東畑建築設計事務所 設計室 主管
 山下 賢一  愛知県建築局公共建築部住宅計画課 課長
 青山 義明  愛知県農林基盤局林務部林務課 課長

最優秀賞 1点(副賞 賞金10万円)
優秀賞  2点(副賞 賞金 5万円)
奨励賞  2点(副賞 賞金 3万円)
佳作   3点(副賞 賞金 1万円)
 ※応募作品の内容によっては受賞作品数に変動が生じる場合があります。

  • 応募登録、作品提出期間       2024年6月10日(月)~10月14日(月祝)
  • 一次審査              2024年11月12日(火)
  • 一次審査結果発表          2024年11月中旬頃
  • 最終審査(二次審査)、審査結果発表 2024年12月24日(火)

    ※審査日については都合により変更となる場合があります
  • A3縦使い2枚以内とし、データ形式(PDF形式)のみでの提出とします(データ量は20MB以下)。
  • 「作品名称」「設計趣旨説明文(テーマを踏まえたもの)」「図面」「延床面積」「イメージパース」は必須とします。
  • 「図面」は、各階平面図(1階については敷地のイメージが分かるような配置図も含めることが望ましい)、断面図1面、立面図2面とします。
  • 「図面」のスケールは用紙に納まるよう、見やすさを踏まえつつ適宜作品の規模に応じて検討して下さい。
  • ご提出時ファイル名は、AWA2024_〇〇〇〇〇(氏名ローマ字表記)としてください。

    ※提案者を特定できる内容は記載しないこと
  • 応募登録、作品の提出など、本コンペ参加に関する費用は提案者の負担とします。
  • 本コンペの提出作品に関する著作権等は提案者に帰属しますが、県は提出作品の発表、使用等を無償で行う権利を有するものとします。
  • 提出作品に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合にはすべて提案者の責任となります。また、そのような場合は主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。
  • 応募登録に際して記入された個人情報は応募集計にのみ利用し、当関係者以外の第三者に開示・提供しません。ただし、提案者に関しては、提出作品とともに、氏名・所属を県のホームページ、マスコミリリース等で広く公表することとしておりますのでご了承ください。

愛知県農林基盤局林務部林務課 あいちの木活用推進室 TEL.052-954-6884

Ⓒ AICHI WOODY AWARD 2024